自信ではなく慣れ
うつっぽくなり、何もしたくなく。
そこから抜け出すには。
ちょっとずつでいいからできることを増やすことだそうです。
心療内科の先生より。
そうすると自信がついてくるからね、とのことです。
ちょっとずつやれることを増やすのがいいというのは納得できます。
だけど自信がついてくるというのは、ちょっと納得いきません。
今、ちょっとずつやれることを私は増やしている最中です。
そうするうちに、だんだん嫌だったことがすんなり取り組めるようになってきているのです。
やれることを増やしていくことはいいことだと思います。
それは自信というよりむしろ慣れとか習慣じゃないかと思うのです。
おそらくですが、自分でも意識できない部分で、行動するときの抵抗みたいなものがあって、それに影響されて取り組めないのだと思います。
疲れているいうのもありますが、それでも慣れていればやってのけることができると思います。
現に最近私は眠くても、ちょっとずつ習慣にしてきた家事をこなすことができました。
リミッターが働いてうまくいかないとか言われますが、それが外れるには習慣が必要なのだと思います。
よくいう、頑張らなくても行動できるようになりました。
落ち着きに慣れてきたり、焦りから抜け出すことが習慣となれば、苦労なく行動できます。
早くこなすことが大切という考えを捨てましょう。周りからそう言われてきて自分に染み付いていたことでも、そんな考えを捨てましょう。
かめの歩きでもいいから進むことが大切です。
落ち着きを取り戻したことにより、ミスが少なくなり逆に早くできるようになったり、嫌にならなくなったりします。
速さや出来など色んな意味で最高を求めない。そこを自分に許し続けなければ、がんばらない行動はできません。
そういった心持ちでちょっとずつできることをやりましょう。
うつっぽくなり、行動を習慣にできるまでの道のりは、一番初めが大切です。
まず休みながらちょっとずつすること大切です。やれるかなと思うまで横になっていて構いません。
やれるかなと思ったときに行動してみます。それを本当にゆっくりでもいいから重ねていくのです。
そうするうちに自分が無理なくやれることが増えています。
がんばらなくていいのです。
人間の生体はよくわかりませんが、習慣ががんばるをなくすのです。
実際私自身がそれを経験したので、まあ有効なのではと思っています。