他人を変えようとすると自分が苦しむことになる
他人は変えられない。
自分を変える方が楽。
だから自分を変えよう。
とよく言われます。
私はこの言葉を10年くらい前に聞きました。
実際のところ、今までその言葉が本当には理解できていなかったように思います。
というのも、ずっと他人を変えたいと思ってきたから。
いまでも、こうしてほしいというのはやっぱりあります。
でも他人を変えるとなると自分が苦しむということに気が付きました。
あなたも心当たりありませんか。他人を変えようとして自分が苦しんでいることに気がついていますか。
なので、これからは他人を変えようとするのはやめ、自分を変えることを実践しようと思ってます。
自分を変えるには、どうやって実践していくのかビジョンが必要です。
まずは他人を変えようとしないということは、自分も他人が変えられないということを知ることだと思います。
他人の思うままにならないでいいということです。
例えば、会社で電話をとるのがほとんどあなたの場合。
同じ仕事をしている人にもっと電話をとってほしいと思ったとします。
まずはそれを伝えましょう。
そしてあなたはもう今までのように電話を取る必要はないのです。
これは自分自身がやることを他人が変えることはできないということです。
その時嫌われても構いません。だって、あなたにだって電話をとらない権利はあるのだから。
もし、しばらく誰も取らないとしたら、仕事なので諦めてしかたなくあなたがとりましょう。
まずは誰も取らない状況というのを作りましょう。
あなたが取らなければならない状況を変えることから始めましょう。
自分は他人から変えることができないということです。
こう考えると、自分がしないことはしないので、他人を変えようとはしないことが楽に実践できるのではないかと思うのです。
他人を変えることができないから自分は今までのまま、嫌でも我慢するということではないのです。
他人のことをあなたがやっているという場合は論外です。それをするのはやめましょう。
ただここで、やらないという選択をするとき、自分の成長と天秤にかけてもいいのかなと思います。
なので、無理しない程度に自分のできることをやっていると自分の成長にはつながります。
そこはあえて電話にでるの(誰がやるというのが明確でない)をやってみるという選択もありなのです。
無理しない程度に。適度に休めていれば、電話に出ることも苦ではなくなるのではないかと思います。休む時間がない場合は、休む時間を作る工夫が必要になってきます。急がないことは後回しにして休む時間を作り、仕事のやり方を学び、仕事のやり方を変えることで効率化を図るとか創意工夫して休める時間を作りましょう。本当にそれは後回しにできないかということを考えましょう。仕事はいつでもやることがあればすぐやらないといけないという思い込みがあれば捨てましょう。
家事もそう。
相手にしてもらいたいと思いますが、しない場合、自分もしないという選択肢と自分の成長につながるからやるという選択肢があります。
自分ばかりになると負担になるので、時々は当たり前のようにやらないでもいいのです。
自分がやることが当たり前にならないようにするのは大事です。曜日ごとに誰がやるのか決めるのもいいかもしれません。
やらない自分を許しましょう。やった自分に満足しましょう。
私の理想としては、まずは休む。そして自分ができる限りやる、他人は放置です。
他人を変えようとすると自分が苦しむことになる、だから自分ができる限りやれば他人は放っておくでokとする。完全放置ではなく、要望は伝え、成長を進められる程度に休みながら取り組む。
これがビジョンです。
できるかぎり。
やっていきたいと思います。
とにかく他人を変えようとして苦しむのは嫌だー。
休みながらだったらできることはやれる。そして行動して自分の成長のことだけ考えたい。